経済的な不安を解消!奨学金・教育ローンについて

念願の大学にみごと合格!
さて、学費ってどれくらいかかるんだろう?きちんと払っていけるのかな?
そんな心配を吹き飛ばしてくれるのが「奨学金・教育ローン」制度。かしこく利用してのびのび勉強に打ち込もう!

奨学金&教育ローンにはさまざまな種類がある

種類

  • 国が行っている奨学金
  • 地方公共団体が行っている奨学金
  • 民間育英団体が認可を受けて行っている奨学金
  • 学校独自の奨学金
  • 企業からの奨学金
  • 新聞奨学金/詳しくは新聞奨学会のページをご覧ください。
支給形態
☆「給付」= 返還義務がない
☆「貸与」= 社会人になったら定められた方法で返済していく
★ 詳しくは、奨学金制度のポータルサイト「奨学金ガイド」をご覧ください。
ひとくちメモ
  • 成績や家庭の経済状況などの応募基準を設けている場合が多い。
  • それぞれに資格審査が違うから説明をきちんと受けよう。
  • 奨学金に興味がなくても受給資格を満たしているかもしれない。バイトに精を出す前にチェックしてみよう。
  • どの奨学金制度を選択するか、よく検討しよう。

■ 独立行政法人 日本学生支援機構(旧:日本育英会)

最も利用者数が多く、比較的受けやすい
ホームページ:http://www.jasso.go.jp/
問い合わせ先:奨学事業相談センター/0570-03-7240(全国共通)
月曜~金曜(土日祝祭日・年末年始を除く)

  第一種奨学金 第二種奨学金
奨学生の
採用基準
学校教育法による高等学校・短期大学・大学(学部)・大学院・高等専門学校・専修学校(高等課程・専門課程)に在学する学生及び生徒を対象とし、学校長の推薦を受けた申込者について選考のうえ採否を決定します。
選考は人物・健康・学力・家計について基準に照らして行い、予算の範囲内で採用する仕組みです。
利息 無利息 利息付(在学中は無利息)
年利上限3%
対象 高等学校
短期大学
大学(学部)
大学院
高等専門学校
専修学校(高等課程・専門課程)
に在学する学生及び生徒
短期大学
大学(学部)
大学院
高等専門学校(4・5年生)
専修学校(専門課程)
に在学する学生及び生徒
選考 特に優れた学生及び生徒で経済的理由により著しく修学困難な者に貸与します。 第一種奨学金よりゆるやかな基準によって選考された者に貸与します。
貸与月額 学種別・設置者・採用年度・通学形態別に定められています。 本人が4種類の貸与月額から自由に選択でき、さらに在学採用の場合は申込年度の4月まで遡って貸与を受けることができます。

■ 日本政策金融公庫「国の教育ローン」

ホームページ:https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html
問い合わせ先:0570-008656

対象 大学・短大・専修学校・高等学校などに入学・在学する人の保護者と本人(本人は勤労学生のみ)
支給形態 貸付(お申込み完了から20日程度で口座へ入金)
最高額 350万円以内
返済期間 15年以内

■ 地方公共団体(都道府県市区町村)

※ 一部、設置していないところもあります。

募集 大学を通して各団体が実施(各地方公共団体へ直接確認してください)
対象 自治体出身者や自治体にある大学への進学者などいろいろ(審査はあるが日本育英会などに比べて基準が比較的ゆるやか)
支給形態 ほとんどが貸与(卒業まで支給される)
注意事項 他の奨学金制度との併用を認めない所もある。支給する地方公共団体内に保護者が住んでいるのが条件という所が多い。
一例 東京都育英資金
対象は都内にある高校・専修学校在学の1年生
問い合わせ先03(5388)2565

■ その他の奨学金・教育ローン

  • 郵便局 (問い合わせ先:最寄りの郵便局)
  • 労働金庫(問い合わせ先:最寄りの労働金庫)
  • 農協  (問い合わせ先:最寄りの農協)
  • 金融機関(問い合わせ先:最寄りの金融機関)

また、民間育英団体や学校独自の奨学金制度を行っている所もあります。詳しくは進学先の学校にお問い合わせください。

ひとくちメモ
☆ 奨学金を受けるまでの流れ
説明を受け、必要書類を提出
(親の所得証明書・高校での成績証明書なども併せて提出)

資格審査

審査クリア

誓約書にサイン

借用証書にて返還を約束

奨学金受給
(学校側から育英会へ学業成績や生活状況が報告される。成績が悪いと支給停止という場合もある)

奨学金の支給を終える

返還

★ 新聞奨学金を解説したページが、下記リンクから参照できます。
新聞奨学会のページ