金融機関を使いこなしてシングルライフの達人になろう
必殺!マネープラン術
最初に自分のメインバンクを決めよう
- 住まいや学校の近くにある金融機関をチェックする。
- 支店の多い金融機関を選ぶと引き出すときに便利。
- 東京三菱・みずほ・三井住友・UFJなどネームバリューで選ぶのもひとつの手。
- ネットワークの多さで選ぶなら郵便局(全国ネットで総数約2万4000局)
自分の口座を開設しよう
【総合口座の申し込み】
- 住まいが決まった時点で銀行を選ぶ。
- 最寄りの銀行で申し込み書に必要事項を書き込み印鑑を押す。
- 窓口に書類を出し口座開設資金(100円でもOK)を支払う。
- 通帳とキャッシュカードのデザインは何タイプかあるので自分の好みのものを選ぶ。
- 通帳を受け取る。
- カードが届くのは郵送で2週間くらい。
【総合通帳ぱ・る・るの申し込み】
- 住まいが決まった時点で最寄りの郵便局へ出向く。
- 印鑑と身分証明書を持参する。
- 申し込み書に必要事項を記入し、捺印して窓口へ出す。
- 申し込み金(10円からOK)を支払う。
- 総合通帳を受け取る。
- キャッシュカードが届くのは郵送で約10日前後。
仕送りを自分の口座に入れてもらおう
仕送り時の振り込み(手数料がお得なのは郵便局)
- 銀行の場合
⇒ ATM(現金自動預け払い機)利用
*自分の口座のある銀行以外、他行のCDでお金を引き出すと手数料がかかったり、銀行によって時間、曜日などで金額が違うので各銀行に問い合わせてみよう。 - 郵便局の場合
ひとつの通帳で、キミ本人+代理人(親)の2枚のキャッシュカードがつくれる。これだと仕送りは入金という形で済むため手数料は一切かからない。
⇒ ATM(現金自動預け払い機)利用
*申し込みには、代理人との関係を証明できるものと両者の印鑑があればOK。別々の口座でも送金人、受取人双方の通帳に「送金機能」をセット(手続き必要)すれば送金額にかかわらず手数料は130円~140円(休日の預け入れや通帳記入も無料)。 - ワンポイントアドバイス
*全国どこの郵便局のATMやCDからでも引き出せ、手数料は無料。
*新サービス「自動送金サービス」だと、あらかじめ時期、金額、振込先を指定しておけば自動的に送金できる。1件につき140円。
公共料金を自動払い込みにしよう
銀行でも郵便局でも「公共料金自動引き落とし」は当たり前
- 口座開設時に「公共料金自動引き落とし」を一緒に申し込んでおこう。電気、ガス、水道、電話料金の支払いを期日に自動的に振り込んでくれる。
- 通帳にきちんと引き落とし金額は記入される。
- 口座の残高不足に気をつけよう。
クレジットカードを上手に使おう
銀行系カード各社が出している「学生カード」
- 年会費無料。
- 本人が20歳以上なら親の承諾が要らない。
- 限度額は10万円。
- 海外旅行、ショッピング、スポーツ、イベントなど幅広いシーンで使える。しかもメンバーだけの割引サービスもいっぱいなので、各銀行に問い合わせてみよう。郵便局の「ジョイントカード」も便利
- キャッシュカードとクレジットカードがドッキング。国際ジョイントカードは、海外旅行からショッピング、レジャーまで活躍してくれる。
大学生協の組合員証とクレジットカードが1枚になった「生協カード」
- 年会費無料で国内・国外旅行保険などもついてくる。
- 大学生協内で使えるので、本やCDが定価の1~1.5割引きで手に入る。
- カードの裏面に本人の顔写真がプリントされていて、サインだけでなく顔も確認できるので盗難にあっても安心。
- 2回払いまでなら手数料なし。
- クレジットカードは計画的に使おう
- 無計画に使っていると「カード地獄」に落ちる。万が一問題が生じたら、どうしようもなくなる前にカード会社か関係機関に相談しよう。
【相談にのってくれる所】
★日本クレジットカード協会(TEL:03-5563-6526)http://www.jcca-office.gr.jp/
銀行系のクレジットカードに関するトラブルなどの処理