念願のシングルライフでますます自分が好きになった!
あこがれのシングルライフ。ドキドキ、ワクワク夢と期待がいっぱい。
でも親元を離れ初めてのことだらけ、少々不安もあるのでは。そんなブルーな気分を吹き飛ばすために心強い先輩をご紹介。
頼もしいアドバイスを聞けば春からの新生活が待ち遠しくなりそう。

●名前/青野恵子
(あおの けいこ)
●年齢/21歳
●出身地/富山県
●学校/早稲田大学
暮らし上手のコツはお金と時間の使い方にあり
とにかく東京!東京でひとり暮らしができるならどの学校でもいい、と思っていたくらい東京にはこだわりがありました。欲しいモノはすぐ手に入るし、なにより「自分がこうしたい、ああなりたい」と思えば、実現するチャンスがたくさんある。
それに、早く親元から離れて自立したかったから、入学が決まったときはすごくうれしかったですね。通学に便利なこと、バス・トイレが別であること、2階であること。この条件をクリアしていたので、不動産屋2軒目でいまの部屋に決めました。暮らしやすいようにレイアウトを考え、お気に入りの雑貨をディスプレイ、居心地がいいので4年間ずっとここで暮らしています。
防犯対策として2階の部屋にしましたが、最寄り駅から部屋までの環境も大切なチェックポイントだと思います。夜遅くても安心して歩けるか。決定する前に一度、夜間に歩いてみるのもいいかもしれません。自炊派なら周辺の商店街の様子も気になるところ。コンビニは便利だけど出費はかさみます。私の場合、部屋の近くに深夜遅くまで開いている便利なスーパーがあったのでよく利用しました。
ひとり暮らしにとってお金の管理は重要ポイント。何にお金をかけて、何を節約するか。それは時間についてもいえます。ライフスタイルに合わせたお金と時間の使い方を身につけてはじめて“ひとり暮らし上手”といえるかもしれませんね。

夢中になれるものを見つければ充実度120%
ふりかえってみれば4年間の学生生活はあっという間。自分の好きなこと、やりたいことを見つけられないと、なんとなくダラダラと過ごしかねません。
私が入学して真っ先にしたのは踊ること!モダンダンスサークルに入ったことです。未経験だったけど、自分のからだを使って表現することをやってみたかったから。選曲し、振り付けを考え、衣装を作る。全国大会や自主公演など年に何度か発表会があるのですが、それに向けて仲間と一緒に踊ることに夢中の毎日。凝り性の性格も手伝って、サークルのホームページを一人で作ってしまったほどです。


ダンスとならんで力を入れたのが英会話。英語には自信があったのですが、大学1年時のシンガポール旅行でコミュニケーションがとれない事実に愕然。幸い私の大学には履修科目とは別に、やる気のある人だけが集まる語学のクラスがあるのでそれを受講しました。留学生とも積極的に交流し、この秋から半年間アメリカのポートランド州立大学への留学にこぎつけました。待ちきれないぐらい楽しみ!語学の勉強をがんばったご褒美かな、なんて思っています。
東京でのひとり暮らしは私にいろんなことを教えてくれました。精神的自立も、両親に対するありがたみも。充実した中身の濃い4年間。みなさんも自分の目標を持ち、すてきな東京生活を送ってください。私の東京生活も4月から社会人編がスタート、お互い新人同士がんばりましょうね。


■部屋のデータ(平成13年8月現在)
◆場所 | 東京都杉並区 |
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◆住居形態 | アパート 入居時築5年 |
◆家賃 | 68,000円 |
◆付帯設備 | エアコン 室内洗濯機置き場 バス・トイレ別 |
◆住居年数 | 4年 |
■1カ月の生活費内訳
【収入】 | |
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仕送り | 150,000円 |
合計金額 | 150,000円 |
【出費】 | |
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家 賃 | 68,000円 |
光熱費 | 10,000円 |
電話代 | 5,000円 |
携 帯 | 7,000円 |
食 費 | 30,000円 |
交際費 | 10,000円 |
衣 服 | 10,000円 |
雑 費 | 10,000円 |
合計金額 | 150,000円 |

角部屋で日当たり良好。キッチンも広め。ただ、もう少し収納があればいいな。
先輩のケーススタディ2001年 / 先輩のケーススタディ2002年